コピーライターを細々とやっている私ですが、コピーライターに必要なスキルについて備忘録として書いていきたいと思います。
ライティングの能力は必要ですが、それだけではありません。コピーを見た人の心をつかめるために以下のことを意識しています。
リサーチ能力
コピーライターにとって最も必要なスキルだと私は思っています。
優れた文章が書けても、読んだ人に訴求させるポイントがずれていては意味がありません。
商品が優れていても訴求させるポイントがずれていると手にとってもらうのが難しくなります。
私はコピーを書く前に必ずリサーチをして、ターゲットがどのようなコピーなら反応するのか予測をしています。
リサーチの注意点として、都合のいいデータばかりを見ないこと。
自分にとって都合の悪い情報も集めて、客観的にデータを収集することが大切です。
マーケティングの知識
モノを売るための知識です。良いコピーライターになるために必須な知識として日々勉強しています。
クライアントからの依頼に対し商品だけではなく、商品のマーケティング戦略についてもヒアリングしています。
対象の商品を売るための戦略を理解することで、この戦略を最大限に発揮できるようなコピーを書いています。
時にはマーケティング戦略に対し、私から提案することも。
モノを売るためにどうすればいいのか考え、クライアントの期待に応えられるよう頑張っています。
ヒアリング能力
マーケティングの知識でも書きましたが、クライアントにヒアリングしますが、売れるコピーを書けるように色々聞くようにしています。
商品の売りだけではなく、開発された経緯やこだわり、苦労した点など使えるネタを見つけるためです。
気をつけたいのは聞いてみただけだとそれなりの答えしか返ってきません。
あと、ヒアリングを面倒くさがるクライアントも珍しくないため、短い時間で情報を聞き出す能力が必要になってくるのです。
以上が、私がコピーライターとして必要だと思うスキルについて書いてきました。
他にも商品やコピーに対して客観的に分析する力やコピーがどのようにデザインしたらより伝わるのか考えるデザインの知識も必要になってきます。
コピーライターを始めた頃はどうすれば人に伝わるコピーが書けるんだろうと私なりに試行錯誤していましたが、先輩から教えてもらいながら経験を積んでいくうちに上記の考えにいたりました。
まだまだ勉強中の身ではありますが、さらに良いコピーが書けるように頑張ります!